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エコノミストである片岡剛士さん http://twitter.com/goushikataoka がメルマガを始めるということで、まぐまぐに登録してみた。
http://www.mag2.com/m/0001243115.html
http://www.facebook.com/notes/the-neo-economist/vol0-sanpuru-hao-gong-kai/199139236764482
上記URLでサンプルのVol.0が読めるので、じっくり読んでみるといいと思う。

「AKB48の経済学」感想

 AKB48の存在は知ってる。とは言っても、以前秋葉原の街頭ビジョンに映っているのを見たり、わからないアイドルはAKBということにしておけとか、そういうことでしかない。
 この本を買ったのは著者の田中秀臣先生のファンであるという理由の他にも、AKB48ってなんなの? っていう疑問が解消されるかと思ったのが購入した理由だ。
 最初に結論を言うと、おニャン子クラブモーニング娘。などの様々なアイドル、そしてその時代背景に関して鮮やかに書かれているおかげで、そういうことなのか、と納得する部分が非常に多かった。
 そして、そのアイドルの分析を通じて語られる現在の社会に関する考察は非常に面白い。
 日本銀行の無責任による深刻なデフレ不況がもたらすデフレカルチャーや、その中で育った世代の様々な志向の変化。市場の裾野の広がりになどによってのアイドルの高年齢化。
 他にも大相撲とAKB48がいわいる日本型雇用システムに近いもので運営されているという指摘や、長引くデフレ不況による期待所得の低下がもたらした若者の地方回帰、という社会の変化のといったものも非常に説得力がある。
 この説得力というのは、やはり経済学というものに軸足を置いた視点から生まれるものだ。それによってもたらされるクールな見方が、この本により一層の説得力と面白さをもたらしているのは間違いない。
 さらに、そもそもこの本が書かれる発端がTwitterのつぶやきであったり、本の内容に関してTwitterで不特定多数に質問をしたことを生かしていることなどは、それに反応した身としては実に感慨深い。これもまた、本書で指摘されている心の消費なのだろうなと思う。
 ユニークでためになる、そして経済学への招待としての役割も果たせるであろう本。ということで、素晴らしい読書体験をさせてもらった一冊だった。

AKB48の経済学

AKB48の経済学

買物 BDと暗黒卿

BD(ベー・デー)―第九の芸術

BD(ベー・デー)―第九の芸術

南インド風ラムシチュー

ラムシチューですが、別に牛肉でもいいと思います。あと、今回はテンパリングオイルのスパイス類を挽かなかったという失敗。
あと、カレーと言っても別に通用します。

材料
ラムレッグ 1kg(今回はLamb Gotka)
タマネギ 1個
にんにく 5かけ
生姜 1かけ
キャノーラ油 4分の1カップ
ベイリーブス 2枚
シナモンスティック 5cm
カレーリーフ(あれば) 10枚から16枚
クミン 小さじ2
フェンネル 小さじ2
フェネグリーク(あれば) 小さじ2分の1
塩 小さじ1
トマト缶 1缶
ターメリック 小さじ1
カレー粉 小さじ2
カイエンペッパー 小さじ1
ブラックペッパー粉 小さじ1
水 カップ2
香菜(あれば) 4分の1カップ


テンパリングオイル
クミン 小さじ1
フェンネル 小さじ2分の1
ドライ唐辛子 3本
キャノーラ油 小さじ2
ココナッツシュレッド(あれば) 小さじ3

1.肉は食べやすい大きさに切る。タマネギ、にんにく、生姜をミキサーにかける。
2.キャノーラ油、ベイリーブス、シナモン、カレーリーフ、クミン、フェンネル、フェネグリークを鍋に入れ加熱し、1分ほど炒める。
3.2に1と塩を入れて2分炒めてから、トマト缶とターメリックを入れて3分煮る。さらにラムを入れて5分煮る。
4.カレー粉、カイエンペッパー、ブラックペッパーを入れて混ぜ、水を入れ、ふたをして1時間煮込む(スロークッカー使用ならここで移す)。
5.ふたを取って5分ほど煮詰めてから、香菜を入れて混ぜる。
6.ココナッツシュレッド以外のテンパリングオイルの材料を挽き、熱したフライパンにそれを入れて1分炒める。火から下ろしてココナッツシュレッドを混ぜてから、5に入れて完成。